おもままに  行かぬ流れや  千曲川  壽茶(ZYUCCHA)

會報  こ と ぶ き12月 月 報  (No.10)1999年12月号
(佐藤壽三郎市議会議員活動・後援会報告)                 初版


【お釈迦さん 殺生や】

   小職は今年恩人三人を一度に失いました。元県議会議長田中英一郎先生、寿泉院24世三義住職、母本明であります。父との付き合いは10年間、母とは53年間でした。とりわけ父が急逝して以降、母は小職のすべてであり心のよりどころでした。争いを好まず、静かに諭す母はもう居ません。上京してもいつの日か母と一緒に住むことが励みでしたが、須坂に帰ったら諸般の事情から一緒に住めなかったことが残念でなりません。

  田中英一郎先生、三義住職は小職が東京より帰坂して以来のお付き合いのなかで、多大に人生の影響力を賜った人であります。寿命とは言えこの半年間に心の支えを次々に失うことは痛恨の極みであります。生涯感謝をこめて回向をしたいと思います。



【12月議会概報】

 12月議会は、事件決議3件、条例6件、補正予算11件、請願2件そして意見書3件を本会に提出、委員会付託、委員会決議、そして本会採決と案件のすべてを議了しました。今議会では青筋を立てて論議する課題はありませんでした。一般質問のなかで、小職が関心をもった質問部分はつぎのとおりですが、1月1日市より発行される『議会報』と照らし合わせを願います。

@市独自の介護保険事業
A『相森中学校の暴行事件』について
BJBC
C市町村合併
DTMO
E児童福祉
F新卒者の就職支援
G政治倫理条例の制定
 
 
でした。重複する質問や内容のない茶番劇と思われる内容のものもありますが、将来議員の資質として市民より淘汰されるでしょう。



【地方分権推進講演会(長野)開催される】
 
11月25日総理府地方分権推進委員会主催の推進講演会が若里市民文化ホールで午後1時より開催されました。講師は推進委員の桑原敬一氏、西尾勝氏でした。国の機構が無血で変革することが私には訝しく思えます。明治維新以降中央集権国家を目指した結論として、地方分権がかくもスムースに進んで果たしてよろしいのかという感想です。
 権限の地方への委譲は洵に格好の良い話ですが、財政の裏付けがない地方分権は、「平等だ、同格だ」と言われても十手を預かった下働きの岡っ引きに等しいことであり、本来歴史的に見てもこの種のものは、地方から市民から湧くが如く論じられるものが、どうも政府が音頭取りするところに不信が募ります。地下の高杉晋作や坂本龍馬はこの改革をどう見て居るのでしょうか。寧ろ江戸時代の幕藩体制の方がもっと地方分権であったと最近思えますが・・・


【政和会】
 現職永井順裕市長の3選実現に向けて、保守系議員15名はかっての政経、自研の枠を超えて協調することで合同行動をすることで合意を見ました。


【地元に関係ある政界の動き】
 12/4小坂憲次代議士の郵政統括政務次官報告会於:国際☆永井市長は『市政学習会』を市内9カ所で開催し、市民に直接対話を求められた。



【後援会活動】

 11月24日 旬報壽会会報を会員全員に発送。数多くの提言と新規会員のご紹介を受けました。心より御礼を申し上げます。



   喪中につき年頭のご挨拶を失礼させていただきます。

     母本明(もとめ)儀、86歳にて10月28日永眠いたしました。
    茲に本年中賜りましたご厚情に感謝申し上げます。



《議員日誌》11/17中京地方視察/19一期議員市内視察・研修、陳情処理 /20寿泉院二十四世三義大和尚死去/20部落差別をなくす市民大集会/22寿泉院三義大和尚葬儀、政和会会合/23健全育成市民大会 /24地方分権講演 /28~29長電旅行/30市街活性特委員会 12/1永井後援会役員会 /2行政書士会 /3議会開催~14議会閉会/5森上小PTA/7永井市政学習会担当(約50名光臨閣)/11母納骨/12永井役員会/13常盤町視察/15議会報編集委員会/16議会報写真撮り、境沢町区長と協議/17清掃組合総会/19永井市政学習会担当(約50名) /20議会報編集委員会、永井選対事務所開


                 《市政に対するご意見をお聞かせください。》 

                               発行日・配信日:平成11年12月20日
                          発行人 市議会議員 佐藤壽三郎  発行責任者 竹村徹志
                       (026)245-0050 〒3820098 須坂市墨坂南一丁目6番23号