おらが里 季節はずれの 雪が降り  壽茶



會報ことぶき 月報(No.78) 2005年3月号

(須坂市議会議員佐藤壽三郎議員活動詳報・概報)


【コラム・千曲のかなた】


その1. ものの数え方の不思議 (メルマガVol.78から)
 
 先週、行政視察に出かけて、列車の中で「ものの数え方」と言う本を読みました。色々な数え方がありますが、食べるものについての数え方が群を抜いていることに気が付きました。

 食事については数え方がおおく、次いで果物、薬も13通り、外に饂飩、珈琲、蕎麦、茶、野菜、桜、花などは数え方が多彩のようです。

 因みに信州に馴染みのある蕎麦は、一本、一把、一束、一玉、一袋、一箱、一杯、一枚、一合、一丁と数えるとか。
【ものの数え方の本。一校舎国語研究会・編:永岡書店】



その2.須坂高校定時制の灯が消える
 (メルマガVol.77から )

 長野県須坂高校定時制閉校記念事業発起人会が2月26日招集されました。出席者は僕を含めて凡そ50名余り・・・


 【昭和23年4月須坂中学(旧制)が長野県須坂西高等学校となり、定時制課程が並置された。その後生徒数の減少により、多数の勤労青年が向学心に燃え、勉学、スポーツに励んだ創生期から最盛期の華やかな時代は終わった。
 平成16年長野県教育委員会の決定により須坂高校定時制の生徒募集は停止され、平成19年3月には59年の長きにわたるその歴史に終止符を打つ】(記念事業発起人会で提出された資料から引用)。


 私は、定時制の最盛期である昭和42年に本校を卒後しました。全校生徒四百余名が夜学生として学び、学校も学校らしい体を成していました。卒業生の多くは地元に残り、現在須高の経済界を支える中高年の経営者には定時制出身者が多数居られます。須高の市町村議会議員や市町村職員にも多くの先輩や後輩がおり、県議も先輩であられる。


 当時、全日制と定時制は先生方の計らいもあったのか、否々創生期の先輩諸氏の奮闘もあったので、入学式、りんどう祭、卒業式等主だった行事は、全て全・定・小布施分校の合同で行なわれました。


 特に「りんどう祭」は全・定の生徒会で委員を出し合って実行委員会を立上げ、全・定・小布施分校が協同して連日準備を進め、「勉強より面白い!」毎日でした。
りんどう祭最終日のファイヤーストームで、〇〇子ちゃんとフォークダンスを踊りたいために、柔道部の部活をサボってダンスの練習に参加!しかし先輩に見つかり、道場でこっぴどく「女の子と手をつなぐ? なよなよしやがって!叩き直してやる!」と気合を入れられたことが、昨日のように思い出されます。
硬派な先輩の教育的指導により、「〇〇子ちゃんと手をつなぐ」フォークダンスの夢は叶いませんでした。消息の知れない「〇〇子ちゃん」は元気かなぁ?(女々しさ未だ治らず?道場に呼び出されるかも!)


 議員になって2期目、市職員として活躍する部長や課長の多くは、今から40年前に須坂高校時代の「りんどう祭実行委」の仲間でありました。時経て議員として再会しても、当時からの下地があり気も合います。その意味でも、高校時代の「りんどう祭」は、底知れない財産を私にもたらしてくれたものと感謝しています。


 須坂高校の定時制課程の廃止は、須高区域にとっても、向学心に燃える勤労青年にとっても大きな痛手であると感じます。何とかならんのかなぁ!



その3.小春日和は秋だけではない! メルマガVol.78

 「小春日和」とは、広辞苑を引くと「小春の頃の暖かいひより」とある。然らば、「小春」とは、「陰暦で10月頃の異称」と記してある。ここが辞書の辞書たる学者の机上解釈がちらつく。笑止千万である!


 雪国や北国に育った者なれば、このように感じるのが至極当然な話なのであるが、古の歌人が日本をあちこち歩いたことも無いのに、著名な歌人の詠い或は記す日記に、人々が何ら異聞を唱えないところに、権威に弱い国民性が浮かび上がる。


 トンネルに入口と出口があるように、冬にも入口(晩秋)と出口(早春)がある。陰暦の10月は太陽暦の10月下旬ころの暖かい日和を「小春日和」というならば、その後に厳寒の冬があり、冬が終える兆が伺えて「雨水から春分」の日までの間で、暖かい日を「小春日和」として形容して良いのではないでしょうか。


 両者の違いは、「晩秋の小春日和」は日々寒さが増す中で感じるものであり、「早春の小春日和」は、暦の上では春なのに寒い。しかし綿入半纏を脱ぎたくなるようなそんな日和を想像していただきたい。


 私流に言うなれば、晩秋と早春の暖かなぽかぽかした日は、総じて「小春日和」と称して構わないこととなります。そこで一句!


     秋にあり 早春おしなべ 小春かな  寿茶


その4.深川ぶらり散策の思い出 メルマガVol.79

 叔母一家が深川に居たこともあり、休日はよく深川に遊びに行きました。掘割や橋もさることながら、地名が江戸時代の名残を留め、この見知らぬ街を歩くのが楽しみでした。


 米国がB29で下町を焼け野原にしても、堀や橋や地名までは焼き尽くすことが出来なかったので、深川や木場、本所には江戸情緒が残っていました。更に気に入ったのは「江戸弁」です。下町の人々の喋り方と話の間、これは何とも言えない味があり、田舎者の私が真似ても真似が出来ない響きでありました(この稿を裏づけするかのように、3月6日のNHKスペシャルは深川一帯の空襲を報じた)。


 見知らぬ街を歩くことは、新刊のページを捲るのと同じで、街角を曲がるたびに生まれて初めての景色に感動を覚えました。況(ま)してや、その街が小説の舞台になっている街であれば尚更でした。ふと路地から勝小吉と麟太郎親子が出てくるような錯覚に陥いりました。


 後年、宅建業者の旅行で山口県の萩を訪ねました。萩の町は江戸時代の建物や街並み風情が其の侭残っている街ですが、萩を歩いているときに、やはり同じ錯覚に陥りました。高杉晋作が路地からひょっこり出てきそうな感じでした・・・


 とここで、私は須坂の町場を歩くのが楽しみです。特に路地歩きが堪らない。かつての上町や穀町は、路地や小路が迷路になっていて、地元の人でないと迷ってしまって中々路地裏に入れませんでした。ところが上部地区の整備で路地は潰され、車の通れる道になってしまって、須坂の魅力が失われてしまいました。僅かに大門小路や病院新道、広小路、青木新道、大光楼小路や広小路、御蔵町には路地が残っていますが、今は歩けない路地もあり、歩いても人気の居ない路地に精彩がありません。 


 そぞろそぞろに小路や路地を歩くと、幼い頃の華やかだった須坂が思い出されます。街に人々の声が行き交い、食べ物の匂いが漂い、裸電球が温かみを誘い、飲み屋は戸口を開放のまま、中には客が満ち溢れていました。何よりも道路が広場であり、子どもたちの遊
び場であり、大人の仕事場でもあり、道に人が溢れていました・・・


 蘇れ須坂!須坂弁が路地にこだまする街にしようではありませんか・


その5.腑に落ちない寿楽園の民営化  メルマガVol.82
 
 この3月議会の焦点は、「養護老人ホーム寿楽園」が須坂市直営から民営化される議案提出が提出されたにも拘わらず、多くの議員は醒めていた。一体この醒めは如何したことか?


 「寿楽園」の民営化は、昨年6月議会の福祉環境委員会で、それも議会として何の拘束性もない「調査研究」項目で、担当職員の手からなされた。


 その後の記録をみると、定例会期間中以外に、2回も行政手続として何ら覇束性が生じない、寧ろ違法性が疑われる委員会を開いている。会期外の委員会を開いては、議会の議決のないままに事実行為として寿楽園民営化が推し進められてきたもである。市長や市職員にとっての「議会制民主主義」とは、お飾りなのであろうか?地方議会は本会議が全てである。


 須坂市直営の寿楽園の歴史を今更語る必要はあるまい。然し施設を開園以来、「経済的にも、精神的にも、家庭的にも恵まれない、全てを失ってしまった身寄りのない市民」が、「最後の止まり木」として養護老人ホーム・寿楽園に入園されることは、今も昔も変わりはない。
須坂市は名実ともに「終の住処」を提供してきた誇りがあった筈だか・・・


「代替の施設があるならば、それで良いではないか!」
「寧ろ快適な生活が約束される」
「措置に変わりはないのだから、利用者に不利益はない!」


 果たして、そうだろうか?
快適な生活を、「全てを失ってしまった身寄りのない」彼らは欲しているだろうか?「彼らが欲しているのは、不安のない終身の安らぎのある場所と日々」ではあるまいか?「終の住処」は尤も崇高な基本的人権が保持される場所に他ならない。


 「行政裁量」とか「法的措置」が、極めて職員の「恣意」が介在する処分とすれば、これはただごとではない。「養護老人ホーム」への入居者は全てが健常者でないことも理解できるが、環境上の理由や経済的理由による健常者を、介護保険制度で賄うことには無理があるようにも思える。しかし、どうも国は老人施策を十把一絡げにする心算なのか?遠き日々の悲劇が今日まで伝えられる「姨捨伝説の悲劇」を忘れてはなるまい。


 「行政不信」と私が唱える根底には、「須坂市が直営にこだわってきたものを、市長が交替し且つ市長が「民営と唱える」と、いとも簡単に一言も諫言を呈する勇気を持てない市職員には、詰まるところ「こころがない」と感じるからである。「須坂は須坂たる」を信条としながら進める私の民営論と、市長の財政難故の民営論とには些か隔たりがある。


 「政とは、古今東西を問わず民への温もり」であると感じるが如何か・・・


1.【3月定例議会のあらまし】


1).本会議関係
 三木市長は議会に対して、事件決議3件、条例24件、補正予算11件、当初予算案12件を一括上程しました。

 市長は、「施政方針演説」において、「平成17年度予算につきましては、「厳しい時代だからこそ、誇れる須坂を」実現するために、地域活性化にむけた新しい多くの事業を提案させていただいた」と、果敢に行財政改革を議会と市民に訴えた。

 補正予算案や当初予算案は、先のメルマガがご報告してありますが、本日示された、平成17年度予算案の概要は、下記のとおりです。

一般会計  175億5千万円
特別会計  149億2,526万6千円
企業会計   49億2,002万2千円


【一般予算における財源分け】
自主財源  93億  544万8千円 53.02 %
依存財源  82億4,455万2千円 46.98 %


 ※予算等についての詳細をお知りになりたい方は、須坂市のHPをご覧下さい。
            


 三木市長から示された17年度予算案の概要のうちの新規事業です。


平成17年度当初予算案の概要    単位 円


○健康増進事業
  ☆大学との連携による健康増進の取組み 47万5千
  ☆シェイプアップ・エアロビ口座等  3万4千
  ☆健康増進プロジェクト先進地視察 5万
  ☆健康増進カレンダー等 153万

○地域福祉推進費
  ☆助け合い起こし事業

○一般管理事務費
  ☆介護保険事業計画等策定懇話会の設置 18万

○高齢者福祉施設整備事業
  ☆老人福祉施設整備事業補助金   1億1千万
  ☆養護老人ホーム寿楽園業務の委託 1,716万1千

○在宅福祉サービス事業
  ☆重症心身障害者グループホーム運営事業補助金 151万4千

○社会参加促進事業
  ☆障害者余暇活動支援事業補助金 30万

○支援費サービス事業
  ☆ケアプラン作成等 96万

○身体障害者知的障害者福祉施設整備事業
  ☆身体障害者通所授産施設整備事業補助金    2,906万7千
  ☆知的障害者通所授産施設整備事業補助金 100万

○保育所管理事業
  ☆(仮)保育所あり方検討懇話会の開催 36万

○母子・父子家庭支援事業
  ☆常用雇用転換奨励金支給事業 30万

○公民館活動事業
  ☆市民とつくる公民館だより 470万

○博物館管理運営事業
  ☆ステンドグラス保護・保存事業 99万8千
  ☆企画展 「(仮称)匠の世界」 72万7千
  ☆特別展 「(仮称)幕末の藩士たち 」 160万7千

○体育施設管理事業
  ☆平成18年度開催北信越国民体育大会開催
   のための施設整備(卓球会場)
1,362万

○生涯スポーツ事業
  ☆元オリンピック選手の指導による
   バレーボール教室の開催
100万

○文化財保存活用事業
  ☆すざか歴史上の人物 3万

○教育奨励事業
  ☆共働・供育サポートプラン(仮称)
   子ども見守りボランティア

○小学校施設整備事業
  ☆森上小学校プールろ過装置改修工事  
  ☆井上小学校体育館屋根塗装工事 950万
  ☆小学校施設の耐震診断及び設計 350万

○中学校施設整備事業
  ☆墨坂中学校プール建設地質調査等   227万
  ☆相森中学校身障者用トイレの設置 350万

○中学校・情報教育事業
  ☆市内中学校校内LAN構築工事 851万9千

○中学校施設整備事業
  ☆墨坂中学校体育館改築工事 4億9,370万

○調査・計画策定事業
  ☆幹線道路整備プログラムの作成 500万

○道路橋梁管理事業
  ☆市民との協動による道路河川の管理計画

○橋梁維持事業
  ☆中鮎川橋歩道修繕工事 500万

○道路管理事業
  ☆みんなで育てる道路事業   52万6千
  ☆手づくり普請協働事業 600万

○市営住宅環境整備事業
  ☆市営住宅明徳団地の公共下水道への接続 2千800万

○花と緑のまちづくり事業
  ☆オープンガーデン・市民とつくる「花まっぷ」 60万

○臥竜公園管理事業
  ☆臥竜山トレッキングマップの作成   39万9千
  ☆須坂技術学園への委託による百々川緑地の美化 41万8千
  ☆日本の名松百選の保全事業 160万2千

○動物園管理運営事業
  ☆デジタルアニマルパークの開園   7万
  ☆ふれあい広場の改築 329万7千

○霊園管理事業
  ☆坂田霊園トイレの改築と公共下水道への接続 900万

○ごみ減量・再資源化事業
  ☆ごみ指定袋の販売を、自由販売方式へ
  ☆家庭用廃食用油のリサイクル 6万
  ☆ごみ減量化報奨金制度の試行 380万

○広域ごみ処理推進事業
  ☆最終処分場適地選定委員会への負担金 204万3千

○防災危機管理事業
  ☆防災研修会等の開催   30万
  ☆災害対策事業の強化 203万

○排水機場維持管理事業
  ☆福島排水機場1号エンジンオーバーホール 600万

○土地改良施設修繕保全事業
  ☆相之島排水機場修繕工事 5,951万

○一般管理事務費
  ☆携帯電話119通報ダイレクトイン 459万9千
  ☆梯子車性能検査 1,600万

○消防団運営事業
  ☆消防音楽隊制服更新 200万

○非常備消防施設整備事業
  ☆仁礼町積載車の更新   199万5千
  ☆幸高町消防器具置場の改築 300万

○交通安全対策事業
  ☆ボランティアによる違法駐車への巡回指導 5万

○防犯対策事業
  ☆地域ぐるみの防犯対策 54万

○農業振興対策事業

  ☆どんぐりプロジェクト       

5万8千
  ☆食と濃基本計画の策定     50万3千

○鳥獣被害防止対策事業
  ☆鳥獣被害防止緩衝帯設置事業      400万
  ☆鳥獣害防止対策事業 372万6千

○産地ブランド推進事業
  ☆農業アドバイザーによる農業振興   33万4千
  ☆新農業創生活動補助金        100万
  ☆信州ブランドを海外へ実行委負担金 30万
  ☆須坂農産物の市場開拓・販路拡大促進 25万6千
  ☆体験型観光農業の推進 2万4千

○畜産振興対策事業
  ☆放牧事業景観保全交付金   60万
  ☆資源循環型農業の推進 6万5千
  ☆菅平牧場への補助 478万

○農道・水路補修事業
  ☆手づくり普請協働事業   75万

○林業振興対策事業
  ☆里山整備支援交付金   9万
  ☆森林の里親促進事業の支援 30万

○工業振興事業
  ☆産業コーデイネータ等配置 1,160万3千
  ☆(仮)実践ものづくり塾等の開設   60万1千
  ☆市内工業データベースの構築 260万
  ☆試作製品の商品化への支援 200万
  ☆研究開発等の特許化への支援 100万

○観光施設管理事業
  ☆湯っ蔵んど市民無料入浴券外 1,000万

○観光・誘客宣伝事業
  ☆観光ポスター等の作成 300万

○観光施設整備事業
  ☆市営駐車場料金システム改修工事 735万

○総合情報センターIT事業
  ☆職員の情報発信能力の開発 60万6千

○情報通信ネットワーク事業
  ☆峰の原高原への高速通信網整備の支援

○雇用促進事業
  ☆就労支援センターの開設 259万2千

○農業小学校運営事業
  ☆信州すざか農業小学校豊丘校開校 138万5千

○市民支援事業
  ☆市民協働事業 6万8千

○第四次総合計画後期基本計画策定事業
  ☆ふるさと応援団の展開   136万5千
  ☆ボランティア団体等によるホームページ
   作成支援
100万

○公聴広報事業
  ☆須坂を元気にする広報の作成    20万
  ☆TV番組「(仮称)蔵の町須坂から」作成 150万
  ☆ボランティアによる「まちかどリポーター」

○財産管理事業
  ☆地域でつくるほたる公園への支援 280万

○市有林管理事業
  ☆間伐材のリサイクル化の研究

○文書管理事業
  ☆須坂市公平委員会の設立 53万2千


人事案件について
@ 須坂市公平委員会員を議会が同意
     井上光由氏(69歳)元小学校校長
     穂刈昭彦氏(67歳)元須坂市総務部長、
     山岸栄子氏(66歳)元教諭

A 固定資産評価員を議会が同意
     坂田俊一氏(65歳)元須坂市建設部長

B 固定資産評価審査委員会委員を議会が同意
     中村嘉夫氏(65歳)元須坂市消防長

2).議会運営委員会

○2月22日午前10時半開催

@ 3月定例会の議案について
A 会期日程について 
B 招集日の議事日程等について 
C 一般質問の通告について 
D 当初予算の説明会について 
E 須坂市議会委員会条例のいちぶを改正する条例について。



○3月10日午前9時開催

@ 追加議案 
A 本日の議事日程 
B 須坂市議会委員会条例の一部改正条例



○3月24日午前9時開催

@ 追加議案について イ)同意3件 ロ)議会第1号 ハ)意見書4件
A 最終日の議事日程について 
B その他 
C 議会の信用を失墜する発言をした2議員の処分について。


3).会派代表者会議

3月24日午後零時半 会派室の改修について
 
4).総務・文教委員会関係
@ 3月1日 委員会審査 
付託案件:須坂市公平委員会設置条例の制定について


A 現地視察:勝善寺の古文書を拝見
   総務文教委員会は、3月4日現地視察として、市指定文化財の確認、墨坂中学校体育館改築現地の下見、市が所有する古文書等の保管場所として借り上げる昭和倉庫を取り上げました。

 名刹・勝善寺に赴き、寺が秘蔵する「古文書」(須坂市文化財)を、井上昌美住職から拝見させて頂き、併せて、歴史的考証を教育委員会学芸部員から説明を受けました。説明を受けた子文書は、@武田勝頼軍役状 A勝善寺順西注文 B森長可禁制 C下間頼龍書状案 D田丸直昌書状 E田丸直昌黒印状


B 須坂市発行の市民債は、発売48分で売れ切れ!
  高甫小学校体育館改修に関わる「市民債」は、3月14日発売されたが、48分で1億円分が完売出来
 

C 須坂市立高甫小学校体育館竣工式に参列


D 3月議会の当委員会の審査日は、3月16.17.18日の三日間でした。
  事件決議 2件 条例 9件  補正予算 2件  当初予算 3件
  請願   2件 陳情 1件
  請願第1号 郵政事業に関する意見書の提出を求める請願 ⇔ 採択
  請願第3号 定率減税の廃止。縮小を中止することを求める意見書の提出に関する請願 ⇔ 採択


E 須坂市デジタルアニマルパーク開園式に参列
  須坂市、STV、@NetHomeは、3月20日午前10時より須坂市動物園においてインターネット上に動物園を開園した。開園式には市長、助役、まちづくり部長、議会より正副議長、総務文教正副委員長、経済建設正副委員長外関係者が立ち会った。

  
デジタル・アニマルパークは、こちらです。



5).全員協議会

3月1日 午前9時開催
@諸報告 A3月定例会の会期について B本日の議事日程外 C一般質問
の通告 D当初予算説明会 Eその他



3月10日 午前9時半開催
@ 追加議案 A 本日の議事日程 B 須坂市議会委員会条例の一部改正条例


3月24日午前9時開催
@ 追加議案について 
A 最終日の議事日程について 
B 追加議案の説明
C 議会費予算について 
D 須坂建設事務所の機能維持に関する要望
E 市議会議員共済会特別掛金率の変更について 
F 組合議会等の報告
G 専決処分 
H 須坂市の指定管理者制度の導入の基本指針
I 相之島排水機場ポンプ原動機停止事故原因究明調査報告
J 須坂市産業活性化戦略エンパワーメントプログラムについて




6).須坂市議会定数等改革検討委員会

第1回委員会から大揺れ

 平成17年3月22日午前9時半より開催される。席上、極めて「目論みありき」の筋書きで事務的に事を進めようとする委員長に、「当委員会は、今後の地方分権時代の市議会のあり方がかかっている。このことを十分討論・研究してから、定数や報酬或は政務調査費等の各論討議に入るべきだ」とする小職ら議会改革派議員との間での温度差が露呈した格好になったため実質延会となった。地方分権時代を認識していない議員との乖離は甚だしい。その要因はどこにあるか?「須坂市の危機感」の温度差であろうか。「これからの地方議会と議員の使命は何ぞや」の疑問すら抱いたことのない議員との資質は開くばかりである。



3.【論説・地方分権時代のもたらすもの】 
       変わりつつある市議会議員の使命



 世の中は、小泉総理大臣が言われるように「人生いろいろ、議員もいろいろ」であります。
議会には定数の分だけ議員がいて、定数の分だけカラーがある。定数は現在24であるから、24色の議員のカラーがあっても不思議ではない。色鉛筆の24色はみているとすばらしいが・・・


 国会議員も県会議員も市会議員も議員は本質的に法律職であるはず。国会議員は、その言動からして自覚が窺えるが、県議や市議、町村議員には、その自覚がからっきし窺えない御仁がいる。


 地方議員も、もはや名誉職議員感覚で務まるものではないと私が唱えて久しいが、現実はどうであろうか。選挙と議員活動には乖離があり、地域推薦の候補者は一昔前の選挙手法を確実にこなす。このシステムに乗って「ネクスト市議!」を目論む輩が居る限り、議員の資質改革などありえない。金子のある家の子弟が脱法行為による事前運動を展開して、議員に確実に当選する。甘いものにたかるは蟻だけではない。


 現職の議員においても、はてこの御仁は人生で憲法全編を読んだことがあるのだろうか?憲法問題を十分に認識しているのだろうか?過去に意見書なり質問書を書いたことがあるのだろうか?等をあげると際限がなくなる。


 常識の範疇で処理して行けばこと足りると高を括(くく)るを得意として、資料や参考事例を全く研究しない御仁。これは分析するに、彼の十代後半の生き方に起因する。手法を習得するまえに世の中に出てしまった悲劇と言える。本人も悲劇だが市民も結果的に悲劇と言える。


 学生時代に、確かクロムエルに関わる本を読んでいたら「為政者とは、馬の尾っぽの毛で剣をいわえ、天井から吊るした真下の椅子に座っているようなもの」と言う意味合いの件(くだり)があったと・・・・・


 議員2期目折り返し点で感じることは、俄かに議会の中核に引きずり出された感がする。常に鍔に手をかけ、問い掛けられる真意を見極めなくては、結果的に5万5千市民に迷惑をかけることとなる。小ざかしい評論家的市職員の、「議員の一挙一動のレポート」を耳にする度に、このような輩が須坂を駄目にしているかと思うとうんざりする。


 議員として、「有権者(支持者)の皆様に裏切りは無いか?至誠に悖ることはないか、気力に欠くることはないか?努力に憾みはないかと」と原点に立ち返っています。議会の中核に列することで、髪の毛が抜けるか白くなるか分からんが、自ら選んだ道であるからには、やるしかない!




6.【小・中学校関係】児童・生徒のみなさん!君たちは須坂の宝なんだよ。

1)市内4校の市立中学校の卒業式は、3月16日(水)午前8時半から各学校で一斉に執り行われ、議員は夫々地元の中学校に全員出席、小職は墨坂中学校に出席。


2)市内11校の市立小学校の卒業式は、3月17日(木)午前8時40分から各学校で一斉に執り行われ、議員は夫々地元の小学校に全員出席、小職は森上小学校に出席。


3)市立保育園卒園式 3月23日(水)9時半から各保育園で執り行われ、議員は夫々地元の保育園に全員出席、小職は須坂保育園に出席。




8.【トピックス69町区】


 境沢町に「やしょうま」引きが復活

 3月13日(日)境沢町は、町内の児童に「故郷の伝統の中で育て、情緒豊かな成人になって欲しい」希望を叶える為、今年より「やしょうま引き」の行事を復活しました。町内382戸中15戸が「やしょうま引きの家」として買って出た。

【やしょうま引きとは】旧暦の3月15日お釈迦様の亡くなれた日に、町内の児童らが、グループで町内の家を廻っては、「やしょうま引きに来ました」と言うと、訪ねた家では「手づくりのやしょうま」の包を、児童らに渡す。児童らは一通り町内を廻って集めた「やしょうま」を皆で分けて食べる。



12.【お寄せ頂いた会員の声】

○議会後期の委員会等の所属替えにより、総務文教委員会委員長に就任された由、一層の飛躍を期待します。(行政書士・元市議 五味淳史氏から)



【北信鏡2/28 須高広域消防協議会 3/1会派団長会議、全員協議会、3月議会開会 /2〜3 予算説明会 /4現地視察 /5市民相談 /6行政相談 /7市民相談、一般質問(7〜10)/14福祉環境委員会委員外議員 /15高甫小学校竣工式 /16市立中学卒一斉業式 /17市立小学校一斉卒業式 16〜18総務文教委員会審査、懇親会 /19市民相談 /22市議会定数等委員会 /23市立保育園一斉卒園式、行政相談 /24議会運営委員会、全員協議会、議会閉会 /25市民相談 

発行日 平成17年3月30日

編集:発行人 須坂市議会議員 佐 藤 壽三郎

fax 026-245-5673 Tel 026-245-0050
須坂市墨坂南1丁目(境沢町)