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佐藤壽三郎の議員活動報告詳報

ことぶき月報(No.120) 2008年9月号

終世書生気質: 千曲のかなた をご覧下さい。



T.【 9月定例会のあらまし 】
1)本会議の概要報告 
 9月定例会は9月2日午前10時に本会議が招集され開会。市長招集のあいさつ、諸報告、今定例会の会議録署名議員を中島義浩議員、豊田清寧議員を指名しました。

@ 会期を9月2日〜9月29日までの28日間と定めました。
A 本定例会に上程された議案は、事件決議として市道の認定、廃止が2件、条例6件、決算認定10件、補正予算10件が上程され、市長並びに副市長から議案の提案説明の後に、所管委員会に付託されました。
B 本定例会に決算特別委員会が設置され、委員長に古谷秀夫委員、副委員長に佐藤壽三郎委員が選出されました。
決算特別委員会は、16議員(正副議長、監査員、議会運営委員会委員長を除く)で構成され、平成19年度一般会計、国民健康保険特別会外8特別会計の歳入歳出決算認定を審査しました。
C 9日 代表質問が執り行われました。
D 10日〜12日まで 一般質問が行われました。
私は12日午後2時頃より登壇して市政を質しました。
私の今9月定例会における 一般質問録画 がご覧いただけます。

2)経済建設委員会の現地視察と調査研究
@ 平成20年9月4日。現地視察を行いました。
    視察先:
        ア).認定、廃止市道の見聞 ⇒審査材料として
        イ).雇用促進住宅(豊丘・小山宿舎) ⇒請願処理のため
        ウ).瀬脇地籍の農道脇の土留め ⇒緊急改修
        エ).日滝原産業団地の緑地公園の新設水洗トイレ視察


「新設された日滝原産業団地内の公衆トイレ」

A 八町線泉小路の幅員を18Mから16Mに変更する都市計画法に関わる
  変更手続の日程が、市側から示されました。
B 委員会調査研究で話合われた主な項目です。
(ア) 松くい虫についてラジコンヘリコプターの活用は
(イ) 農地法違反者への農業委員会の姿勢について
(ウ) 農業委員の二元選挙の公平性の疑問について
(エ) 湯っ蔵んどの設備等について
(オ) シャトルバスと奥の院の振興策について
(カ) 市内の河川の降雨基準値について
(キ) 都市下水道と市内の河川の冠水状況について
(ク) 都市下水を八木沢川と古川に振り分ける比重について
(ケ) お盆に動物園に出向いても、ハッチが観れなかった苦情について

6)決算特別委員会
@ 平成20年9月19日、総務文教委員会所管分の審査。
A 平成20年9月22日、経済建設委員会所管分の審査。
B 平成20年9月24日、福祉環境委員会所管分の審査をした結果、平成19年度一般会計歳入歳出決算認定外9の決算認定は原案のとおり認定すべきものと決しました。
C 平成20年9月26日 委員会決議の素案作成。
D 平成20年9月29日 委員会付帯決議を議決。



U.私の議会外議員活動報告

1)市との協議

ア) 総務部財政課と。入札に関わる関係書類の入手方法の疑義と入札に係る陳情の取次ぎ
イ) まちづくり課と。都市計画線変更に関する手続について
ウ) 工業課と。雇用促進住宅に関わる意見書の調整
エ) 農林課と。乳山牧場の依託管理と大学の研究機関の誘致について
オ) 道路河川課と。境沢町の市道陥没復旧について現地確認
カ) 人権同和課と。連帯保証等の処理について
キ) 市民課と.交通指導員のあり方について
ク) 学校教育課と。墨坂中学校の整備につい
ケ) 墨坂中学校と。整備状況の確認
コ) 農林課と。乳山牧場の機能を損なわないで、如何に子孫に伝えるかの妙案について
サ) 総務部と。請願書の鏡に記される区長の署名と押印の担保について


2)市・自治会等公式行事への出席について
ア)墨坂中学校創立50周年記念式典に参列。平成20年9月27日
イ)墨坂中学校創立50周年記念祝賀会に参加(総勢120名余)して、来賓として
  挨拶をしました。


3)泉小路活性化の会
ア)平成20年9月12日 上町公会堂
  緊急幹事会を開催し、今後の対応策を協議
イ) 泉小路出身の坂田雅子さんの講演を、後押しすることを要請しました。

4)その他
ア)須坂商工会議所。平成20年9月6日。聴取者:30余名。

 中心市街地活性化セミナー「頑張れ商店街」講師:品川区商店街連合会副会長、網島信一氏の講演

 氏曰く:町興しの三大原則は、「熱い情熱をもつこと。汗を流すこと。身銭を切ること」と々熱弁された。


商工会議所主催のセミナー


イ) 境沢町若葉会の米寿祝賀会に出席。永田とらのさん、尾崎文代さんが受賞。


5-1.今定例会に提出さされた主な議案です。
1).条例8件が上程されましたうち、主な条例案をお示しします。

ア) 企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律に基づく条例改正
イ) 須坂市認可地縁団体の印鑑の登録及び証明に関する条例
ウ) 須坂市法益法人等への職員の派遣に関する条例
     ◎ 何れも本会議で可決されました。

5-2.今定例会に提出された補正予算の概要です。

@ 一般会計第2号  8,353万3千円
A 国民健康保険特別会計第2号 2,050万6千円
B 老人保健特別会計第2号 △7億7,611万1千円
C 井上外財産区特別会計第1号  1万9千円
D 峰の原水道事業特別会計第1号 △2,300万円
E 下水道事業特別会計第1号 △788万7千円
F 農業集落排水事業特別会計第1号 47万3千円
G 介護保険特別会計第1号 2,522万8千円
H 水道事業会計第1号
収益的収入 △234万1千円
収益的支出 △584万1千円
資本的収入 △1,517万5千円
資本的支出  1,997万3千円
I 宅地造成事業会計 260万円
    
 ◎ 何れも本会議で可決されました。


5-4.今定例会に提出されたH19年度一般会計・特別会計決算資料です。
 @ 平成19年度一般会計歳入歳出決算認定 
 A 平成19年度須坂市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定
 B 平成19年度須坂市老人保健特別会計歳入歳出決算認定
 C 平成19年度井上、幸高、九反田、中島財産区特別会計歳入歳出決算認定
 D 平成19年度須坂市峰の原水道事業特別会計歳入歳出決算認定
 E 平成19年度須坂市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定
 F 平成19年度須坂市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定
 G 平成19年度須坂市介護保険特別会計歳入歳出決算認定
 H 平成19年度須坂市水道事業会計決算認定
 I 平成19年度須坂市宅地造成事業会計決算認定

  ◎ 何れも本会議で認定されました。

6-1.今定例会で争点になった議案等に対する私の賛否です。

1).上町、八重森地籍の市道認定と廃止に関わる 事件決議
     ⇒ 賛成 ⇔ 本議会:可決

2).須坂市認可地縁団体の印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正外7件に関わる議案 
     ⇒ 賛成 ⇔ 議会:可決

3).須坂市一般会計補正予算第2号外9件の特別会計補正予算等
     ⇒ 賛成 ⇔ 本議会:可決

4).須坂市一般会計歳入歳出決算認定外9件の特別会計歳入歳出に関わる決算認定 
     ⇒ 賛成 ⇔ 本議会:認定

6-2.今定例会に提出された請願・陳情に対する私の賛否です。

1).「『協同労働の協同組合法』(仮称)の速やかな制定を求める意見書」を求める 請願 
     ⇒ 賛成 ⇔ 議会:可決

2).30人学級の早期実現、教職員定数増を求める意見書提出に関する 請願 
     ⇒ 賛成 ⇔ 議会:可決


3).長野県独自の30人規模学級の小・中全学年への早期拡大と複式学級の解消、県独自に教職員配置増意見書を求める 請願 
     ⇒ 賛成 ⇔ 議会:可決


4).朝鮮民主主義人民共和国への制裁措置の全面解除と日朝国交正常化協議の促進、早期の国交正常正常化実現の意見書を求める 請願
     ⇒ 不採択 ⇔ 議会:不採択
 【不採択の理由】同胞が非合法にも数が確認されないほど拉致されていることは、小泉元首相が北朝鮮を訪ねて、一部の拉致された方々の連れ戻しをしたことからも拉致は明白な事実である。日本国としての責務は、全ての拉致被害者を祖国に連れ戻してあげることである。これこそ国家百年の計と確信する。

  私が尊敬してやまない西郷隆盛公は、『正道を踏み国を以って斃(たお)るるの精神なくば、外国交際は全かるべからず。彼の強大に畏縮し、円滑を主として、曲げて彼の意に順従する時は、軽侮を招き、好親却って破れ、ついに彼の制を受くるに至らん』と。亦、中曽根元総理も「格好の善しあしの問題ではない。何をやったかで歴史が判定する」と述べています。主権国家日本として、毅然とした態度が大切であると思います(会報統合版10巻に掲載)。



5).雇用促進住宅存続に関する請願 
     ⇒ 採択 ⇔ 議会:可決
 【採択の理由】本請願の願意の内容を分析すれば、2項に「市として、国からの譲渡要求に際しては、市営住宅として維持存続させること」とあるが、問題は、本来は国と入居者との賃貸借契約関係であることから、当事者外の須坂市が1次的に介入する言われは無いと判断すること。
 更に須坂市が積極的に買い取って入居者に供する義務はないのでは。雇用促進に居住する住民だけが生活困窮者では決してなく、民間アパート等で必死に頑張っている市民も居られることを思うとき、本件趣旨は「一部採択」が妥当であると思料するが、八幡町区長からの哀願もあり、更に本件請願の紹介議員に真意を質したところ、「その点は承知している」との確証を得たので、改新クラブは情状酌量して賛成とした。

                  



雇用促進住宅豊丘宿舎



雇用促進住宅小山宿舎



6).地域間格差を拡大する地方移譲に反対し、国土交通省の地方出先機関の存続を求める陳情 
     ⇒ 趣旨了承 ⇔ 議会:意見書提出を可決。
 【趣旨了承の理由】治水・治山は国家の骨格を成す大事業であり、時代を越えての施策が延々と為されなければ、水害や山津波となって住民をいたぶることとなる。
 これらを鑑みたとき、県内に置いては千曲川、犀川、天竜川、木曽川、姫川、関川とこれに流れ込む支流に対する不断の河川整備、治山施策が大切である。
 戦国時代には為政者によって築堤が進められたが、この築堤こそが中国の万里の長城に劣らない、わが国が長年に亘って築いた万里の長城であるといえる。


6-3. 今定例会に示された意見書に対する私の賛否です。
1).『協同労働の協同組合法』(仮称)の速やかな制定を求める意見書の提出 
     ⇒ 賛成 ⇔ 本会議:可決


2).地域間格差を拡大する地方移譲に反対し、国土交通省の地方出先機関の存続を求める 意見書の提出 
     ⇒ 賛成 ⇔ 本会議:可決

3).30人学級の早期実現、教職員定数増を求める 意見書の提出 
     ⇒ 賛成 ⇔ 本会議:可決

4).長野県独自の30人規模学級の小・中全学年への早期拡大と複式学級の解消、県独自に教職員配置増意見書をを求める 意見書の提出
     ⇒ 賛成 ⇔ 本会議:可決

5).雇用促進住宅の譲渡又は廃止に伴う、国等の支援に関する意見書の提出 
     ⇒ 賛成 ⇔ 本会議:可決


6-4. 今定例会に示された人事に対する私の賛否です。
◆教育委員会委員に湯本由美さん(昭和37年6月生れ。須坂市小河原町に在住)を任命する同意案件
     ⇒ 賛成 ⇔ 本会議:同意


Y.【保育園・小・中学校・教育委員会関係】



1)森上小学校運動会・平成20年9月20日。
 私の小学校時代に経験した運動会前の不安を考えて「みなさん!かけっこはみんな苦手だから心配しないでください。遅くても、転んでも、最後まで走り抜くこと大切なんだよね。それが校長先生が先ほど言われた『やりぬく』ことなんだよね・・・怪我の無い楽しい思い出になる運動会にしてください」と来賓代表で挨拶しました。


森上小学校運動会


2)墨坂中学校創立50周年記念式典に参列。平成20年9月27日。於:本校・講堂。
祝賀会には120名を越すみなさんが参加されました。地元議員として「墨坂中学校を切り開いてくださった先達に首を垂れて感謝をします。地域の宝、須坂の宝として墨坂中学校を見守る責務が住民にあるのではないか」と挨拶をしました。於:迎賓館。


墨坂中学校創立50周年記念式典

3)宮本経祥須坂市教育委員会前教育長の叙勲祝賀会に出席。 平成20年9月28日。於:光臨閣。参加者凡そ200名。


宮本経祥前教育長の叙勲祝賀会

  【 お知らせ 】

坂田雅子さんの講演

  日時:10月26日 午後1時半〜3時半
  演題:ドキメンタリー映画 「花はどこへいった」 について
  会場:日本基督教団須坂教会(笠鉾会館西側)
  会費:500円

16.北信濃鏡
 9/2 議会開会。全員協議会。決算特別委員会。経済建設委員会 /2決算特別委員会 /4経済建設委員会現地視察。消防打合せ /5商工会議所講演 /6市民相談、行政相談 /7行政との打合せ /8 起案推敲 /9〜12 一般質問 /12議会運営委員会、全員協議会、会派懇親会 /13 市民相談 /14 市民相談 /15 市民相談2件、若葉会
/16経済建設委員会 17/総務文教委員会、市民相談、上田出向 18/福祉環境委員会、市民相談、市民の陳情受理 /19決算特別委員会、議会運営委員会 /20森上小学校運動会 長野出向 /21市民相談2件 /22決算特別委員会 /23市民相談3件 /25市民相談 /27 墨坂中学校創立50周年記念式典、祝賀会 /28 宮本経祥先生叙勲祝賀会、市民相談 /29議会閉会、決算特別委員会、議会運営委員会、全員協議会、/30議会報原稿推敲、経済建設常任委員会報告作成、決算特別委員会報告作成。




今月号は佐藤壽三郎メールマガジンVol.301〜Vol.302をまとめたものです。

発行日 平成20年9月30日

編集:発行人 須坂市議会議員 佐 藤 壽三郎
須坂市墨坂南1丁目(境沢町)