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佐藤壽三郎の議員活動報告詳報

ことぶき月報(No.182) 2013年11号


終世書生気質:ブログ・千曲のかなた千曲のかなた をご覧下さい。


【須坂市議会12月定例会が招集されました】

1.
【私の議会内議員活動】

(1) 12月定例会の議案・日程等の概要
 平成25年11月26日に招集され、会期は11月26日から12月17日までの22日間と決しました。(日程:12月3日〜5日一般質問、/9〜11日 各予算決算分科会、常任員会審査 /13 予算決算特別委員会審査 /17議会最終日。)

(2) 今定例会に上程された主な議案です。
1) 須坂市文化会館の指定管理者の指定等、7件の事件決議案。
2) 須坂市債権管理条例の制定等、8件の条例案。
3) 一般会計補正予算第5号等、6件の補正予算案。

(3) 今定例会に提出された請願について。
1)消費税の増税延期を求める請願。
2)「特定秘密保護法」制定に反対する請願。
3)集団的自衛権に関する憲法解釈を変更することに反対する請願。

(4) 私は一般質問で、4件の課題を取り上げて、市政を質します。
 登壇日は12月3日午前中の予定です。是非市役所東庁舎3階の議会・議事堂にお越しくださるか、須高ケーブルTVをご覧ください。

件名1. 失速したデフレ脱却のシナリオ
(1)11月14日内閣府発表のGDPの数値から読み取れる現況について。
@ 市内の個人消費、公共投資、住宅投資の状況について。
A 市長の経済展望ついて。

件名2.須坂の子どもたちが将来に夢を持てるために
(1)特別支援学校高等部の須坂開設について。
@ 特別支援学校高等部の開校に関わる進捗状況について。
A 特別支援学校高等部の開校実現の見通しについて。

(2)人権擁護の課題として。
@ ヘイトスピーチに関わる具体的な実例は、この須坂にもあるのか。
A 個人の尊厳を傷つける言動はいけないという社会合意の形成について。

件名3.須坂市民による市民のための共生・共創の社会づくり
(1)生活保護について。
@ 生活保護世帯過去最高状況下の須坂の実情について。
A 生活保護からの自立の支援策について。

(2)生活保護の扶養可否確認文書について。
@ 生活保護の扶養可否確認文書修正事案の経緯について。
A 修正によって何が救済されたのか。

(3)障害者の雇用について。
@ 市内の企業の障害者雇用率について。
A 法定雇用率に対する未達成企業の割合は。
B 市として、障害者雇用の場を増やすための施策について。

件名4.須坂市が発展するための重要な連携政策について
(1)北陸新幹線金沢延伸に向けて
@ 北陸新幹線金沢延伸に向けての各種のPRの催しや北陸新幹線関係都市連絡協議会等に参加しているのか。

(2)加藤長野新市長との連携について
@ 長野市と須坂市の新たな取り組みついて、両者での話し合いの機会を持たれたのか。
A 隣市との関わりと長野広域連合構成市関係とでは、微妙な違いがあると感じるが如何か。

(3)長野県が開設する東京・銀座の情報発信拠点
@ 須坂市がこの情報発信拠点「しあわせ信州シェアスペース(仮称)に寄せる効果的な運営は何か。

(5) 長野広域連合議会
@ 平成25年11月25日、広域連合議会が長野市に招集されました。平成25年度広域連合福祉施設等運営事業特別会計補正予算が上程され可決。次いで平成24年度の一般会計、各特別会計、長野地域ふるさと事業特別会計の決算を何れも認定しました。

(6) 須高三市町村議員研修会
〇平成25年11月19日、小布施公民館で須高三市町村議会議員研修会・意見交換会を開催。

(7) 姉妹都市三浦市議会議員との交流会
〇平成25年11月21日、仙仁温泉で三浦市議会議員との交歓会を開催。2年ぶりの再会でした。


2.
【佐藤壽三郎の議会外議員活動】


(1) 監査委員
@ 平成25年11月26日、市長、議長並びに教育長に対し、平成25年度定期監査結果報告書を提出し、監査の総括と具申を致しました。更に市議会・全員協議会においても同様の報告をしました。

A 平成25年11月22日、メルパルク長野(長野市)において、第10回長野県都市監査委員研修会が開かれ、県内19市の監査委員並びに事務局職員が参加して研修会が催されました。
研修内容は、
演題「緩やかな帰属意識が地域を救う〜人口減少社会の地方行政〜」
講師:小林伸年氏(時事通信社長野支局長)



(2) 陳情・請願の受理と取次
@ 豊里団地の丘陵斜面の樹木に関する陳情。
A 陳情があった高畑地籍の防犯灯が設置され、市民の夜間歩行に寄与。

(3) 陳情等に基づく現地調査
@ 11月14日、仁礼区福沢地籍の山間部にある畑が、地下水でぽっかり穴が開いてしまったと情報を得て、議員有志で現場視察を行いました。
直径凡そ1m、地下部分は水流によってえぐられていて、かなり広い空洞状態であり、深さは地上から凡そ2mもありました。原因は何であるのか、目下所管課で調査中ですが、先月下旬に襲った台風の雨が一因かもしれないらしい。しっかりと原因を突き止めて欲しいものである。
山中に滲み込んだ雨が、地下水となり、水の重みが堪え切れなくて地中を走ったのだろうか。被害が大規模にならずに何よりでした。


3.
【須坂の街かどから】


(1) 境沢町内文化祭に参加
11月3日、境沢町は「第30回文化祭」を開催しました。伝統の行事です。開会式が執り行われ参列し、来賓としてお祝のあいさつをしました。
境沢町に貢献された顕彰者に対する表彰式も執り行われ、常川守氏、滝沢利明氏の二名が受章されました。


4.
【議会に提出された資料から】

今定例会に上程された一般会計補正予算5号・補正予算の概要

〇一般会計補正予算案の概要(300万円以上をお示しします)  単位千円
事 業 名 補正の理由 補正額(円) 担当課
在宅福祉サービス事業 指定管理者委託料の増額 4,346 福祉課
生活保護費 支給対象者の扶助費増 61,723 福祉課
児童福祉総務費 子ども・子育て支援新制度 8,640 子ども課
保育所運営委託事業 私立保育園の保育士支援 8,203 子ども課
児童手当等支援事業 見込による増額 41,400 子ども課
保育所管理事業 見込によるガス・電気料増 3,023 子ども課
通常保育事業 嘱託・臨時職員の配置増 17,665 子ども課
特別保育事業 臨時職員の賃金減額 △6,445 子ども課
保育所施設整備事業 相之島、千曲、井上保育園 162,197 子ども課
ごみ処理施設運営事業 ごみ焼却委託料増額 5,328 生活環境課
霊園管理事業 墓石移転補償料の増額 3,632 生活環境課
鳥獣被害防止対策事業 電気柵設置補助事業減額 △39,842 農林課
水利改修事業 狭小・老朽用水路の改修 4,041 道路河川課
臥竜公園管理事業 嘱託職員の報酬 4,299 まちづくり課
動物園管理事業 嘱託職員の報酬 4,161 まちづくり課
街路事業費 臥竜線(八幡町)事業費増 5,150 道路河川課
市営住宅管理事業 修繕箇所の増加のため 3,000 まちづくり課
財産管理事業 公共施設等整備基金積立外 100,677 税務課
職員人件費 特別職・一般職の給与減額 △65,652 総務課

〇特別会計補正予算案の概要(100万円以上をお示しします)  単位千円
会 計 名 補正の理由 補正額(円) 担当課
国民健康保険特別会計 嘱託職員の報酬精査等 40,144 健康づくり課
介護保険特別会計 嘱託職員の報酬精査等 △2,520 高齢者福祉課

〇水道・下水道・宅地造成事会計補正予算の一覧概要    単位千円
区分  / 事業 水道事業会計 下水道事業会計 宅地造成事業会計
収益的収入 △728 39,483 該当なし
収益的支出
△4,331 △4,379 該当なし
資本的収入
14,064 0 該当なし
資本的支出
△1,676 888 該当なし


5.
【11月期で私が注目したニュースの備忘録】


見 出 し 概    要 報道機関 月日付
復興関連予算 5700億円塩漬け 信濃毎日 11.01
長野県人口212万人 15歳未満13.4、15〜64歳57.8、65歳以上28.7% 信濃毎日 11.01
軽自動車税増税か 総務省の有識者検討会は税額引上げを求める。 信濃毎日 11.01
司法の闇 社説 市民が逮捕される日 信濃毎日 11.04
コピー複合機情報 情報「丸見え」大学・企業・官公庁データが 信濃毎日 11.05
物価上昇傾向 給与水準引き上げが肝心 信濃毎日 11.06
自民党法務部会 婚外子規定削除自民党了承 信濃毎日 11.06
11月の県内経済動向 緩やかに持ち直しつつある 日銀松本支店 信濃毎日 11.08
秘密保護法案問題点 大石泰彦氏、江藤洋一氏が問題点を指摘 信濃毎日 11.08
須坂市外県内自治体 市長・議員・職員給与下げ、国の要請通り実施 信濃毎日 11.10
長野県内株の動向 3週連続で過半数が下落 信濃毎日 11.10
加藤新長野市長 初登庁で観光や行政連携強化を強調 信濃毎日 11.12
発達障害過去最多 小中学校5093人、高校592人県内公立校 信濃毎日 11.15
生活保護 過去最多 8月159万世帯 時事通信 11.15
国保の業務 9割を外部委託へ東京都目黒区(9/24) 時事通信 11.15
GDP年率1.9% 7月から9月期消費伸び悩み減速 信濃毎日 11.15
原発ゼロ発言 勢いづく元総理の小泉節 信濃毎日 11.19
黒田日銀総裁 物価上2%達成困難なら金融政策で対応の余地 信濃毎日 11.22
須坂支援高等部設置 須高区域設置を考える会の立上げ 須坂新聞 11.23
東京銀座に情報拠点 県、しあわせ信州シェアスペース(仮称)設置 信濃毎日 11.23
日銀内意見対立 日銀政策委員の物価目標をめぐる発言 信濃毎日 11.28
秘密保護法案議決に 知事、77首長アンケート慎重審議すべきだ63人 信濃毎日 11.28


        

6.

【第17回佐藤壽三郎市政報告会 】
                                    
 平成25年度第17回佐藤壽三郎市政報告会は、11月17日境沢町公会堂に凡そ60名の支援者が参集して催されました。報告内容は本報告会の設立当初からの「市政から国政まで知ることが出来る報告会」を唱えた理想に違わず、本年度も三木市長、小松裕衆議院議員、若林健太参議院議員のご参加頂いての市政報告会を持つことが出来ました。




1. 講演・報告会での各氏の講演要旨は次のとおり
衆議院議員・小松裕先生の講演要旨
@ ちょうど1年前に伝統ある長野1区に就任させて頂きました。公募という形で11月16日解散してあっという間に選挙11月19日には国会に送り出していただきました。
A 厚生労働委員会で4月に初めて質問をしました。それが須坂のことです。
これからの少子高齢化社会 どうやったら皆が歳をとっても元気で暮らしていけるか。ところが普通に考えると高齢者が増えるから医療費が増えて当たり前と言う考えは、私は間違いとはいわないがそれが当たり前と言うことは無いと思っている。歳をとっても病気にならない、医療費がかからない、そんな仕組みをつくっていくことが大事だと思う。
B 須坂、長野県の取り組を全国でしようと理解してます。そんなことを厚生労働委員会で第1回質問させて頂きました。三木市長さんから大峡みよしさんの本「須坂の母ちゃん頑張る」をいただきまして委員会で厚労大臣にお見せして須坂の取組み地域で健康に取組む話をしました。
C 子宮頸がんワクチン。これは敏感な世代です。女の子で中学生。何かをされるというだけで拒否反応を起こすこともある。本当に子宮頸がんワクチンによる副作用か分かっていないので検討中ということです。
国として強く推奨するというのであれば副作用が出たときの救済を、本当に副作用がでたのであればしっかり確かめなければいけない。それを今国がやっている。本当は接種が始まる前にやるべきことだったのだか。そこをしっかりやっていきたい。早く定期接種、法律が決まり、ガンが予防できる通常国会になると思います。
D これからも佐藤議員さんとしっかりタッグをとって須坂を回り、連携をとりながら国政に取組んで行きたいと誓い私の講演とさせて頂きます。




参議院議員・若林健太先生の講演要旨
@ 安倍内閣が発足と同時に外務大臣政務官を拝命しました。同期1期生の中で
政務官就任は、私たった一人でした。
A 日本は小さい国ではありません。まさに経済大国です。領土問題様々ありますが、領土でいじこじしているのは中国と韓国だけです。世界は広いです。ほとんどが経済外交です。
B 我々政府は応援団でしたが、応援団として大きな勝因が二つあったと思います。一つは安倍総理。政府として東京オリンピックを取に行く。こう宣言したこと。そしてもう一つは、担当政務官として私を指名したことです。総理が本気を示したから、やっぱり政府が一丸になったと思います。
C 野党と与党では全然違います。私が当選するときは野党でしたので国政に行くと様々な国中の情報が集まってきますし、国会と言うのは法律を作るところ、将に様々な声に対しどう応えるのか目の前の大きな課題。国政に本当に感動もしました。その中で地域の課題をどうやって解決したら良いのか。ずっとそう思ってました。すごく刺激的な場所だと思ってました。
D でも野党と与党では違うんです。与党になった途端に自由民主党本部に来る人の数が5倍。今までとは全然様子が違う。私が最初に国政に行った時に党本部に行ったら先輩方がうなだれていたんです。なんでうなだれていたのか良く分らなかったんですがこういう事だったんだなあ、と本当に思いました。来る人来る人みんなが自民党が与党になってよかった。私はずっと自民党を応援していたというんです。5倍の人ですよ。



三木正夫須坂市長の「市長の四方山話」講演要旨
「市長の四方山話」として、須坂市が複数の週刊誌に特集を組まれて、今全国から注目されていることを紹介されたうえで、須坂市の農業、商工業の特色を説明され、今の日本は情報格差と人的ネットワークの格差の課題にふれられた。、声なき声、本当に困っている人の声をくみ上げる仕組みつくりが大事だか、声なき声を市政、国政に反映させて頂く小松議員さん佐藤議員さんには感謝している。
最終処分場、更に東京・銀座に長野県が総合情報発信の拠点として、設置する「しあわせ信州シェアスペース」についての最新情報を語られた。
最後に「人々が住みやすい地域がこれからは求められる時代です。」と結ばれ、聴衆から盛んな拍手を得ました。



市議会議員佐藤壽三郎の市政報告要旨
@ 市議会議員として初陣を飾った折に公約した市職員の200名削減は、この15年で125人の削減をたっすることが出来た。更に削減するためには、「民間で出来る仕事は民間に任せる」手法で、民営化を今後は大いに推進し、併せて雇用の場を拡げたい。
A 市監査委員として、合理性、経済性そして効率性を念頭に任に当っている。
B 地方分権時代に、この須坂市が強かに生き抜くためには、強靭な自治意識、高度な情報収集力と緻密な分析能力そして戦略的な実行力が議員に求められていると感じる。
C 北陸新幹線金沢延伸を、須坂市が観光で躍り出る機として捉えるべきだ。
D 請願は国民に保障された権利であることを鑑みるとき、徒にこれを拒む権利は議員にはない。etc.




7. 【北信濃鏡】
11/1三会派役員会、/2夜間瀬小淵家法事供養出向、情報整理 /3境沢町文化祭 /5監査委員:中間監査(高齢者福祉課、地域包括支援センター、議会事務局、豊丘地域公民館、仁礼コミュニティセンター、高甫地域公民館、勤労青少年ホーム創造の家、南部地域公民館)/6行政書士、市民相談、監査委員:中間監査(エコパーク推進課、生活環境課、清掃センター)/7行政書士、市民相談 /8監査委員:中間監査(水道局、まちづくり課、公園管理事務所)/9支援者宅、市民相談、行政書士(松代・田中)、情報整理 /12監査委員:中間監査(学校教育課、子ども課、旭ヶ丘小学校、豊洲小学校、森上小学校、図書館)/13監査委員:中間監査(井上小学校、墨坂中学校、学校給食センター、豊丘小学校、常盤中学校、須坂小学校、須坂支援学校)/14三会派議員研修会、仁礼視察、長野地方事務所出向 /15市政報告会準備、行政書士、長野広域連合議会運営委員会 /16市政報告会準備 /17行政書士、第17回佐藤壽三郎市政報告会、意見交換会、情報整理 /18三会派意見調整会議、行政書士 /19監査委員室:中間監査(北部児童センター、中央児童センター、日野保育園、豊丘保育園、須坂東保育園、北旭ヶ丘保育園)須高三市町村議会議員研修会・意見交換会(於:小布施町公民館)市民相談 /20監査委員室:中間監査(福祉課、福祉事務所、健康づくり課、保健センター、地域医療福祉ネットワーク推進室、総務課、監査委員間の中間報告意見調整会議、 /21長野広域連合議会下打合せ、三浦市議会との交流会 /22三会派(須坂温泉研究班)、監査委員間の中間報告意見調整会議、県都市監査委員研修会(長野市)/23一般質問推敲、情報整理 /24 一般質問推敲、情報整理 /25監査委員間の中間報告意見調整会議、三会派(須坂温泉研究班)須坂温泉聞取り調査、長野広域連合議会定例会 /26監査委員市長室で中間監査報告、全員協議会、12月議会開会、総務文教委員会、総務文教分科会 /27監査委員市長室で豊丘財産区中間監査報告、例月監査執行 /28総務文教委員会・総務文教分科会現地視察、行政書士、時事通信 /29 東京新聞、信濃毎日新聞、議会事務局、3会派意見書調整会議、FAX版配信、印刷 /30会報編集・町内配布・全国配信

平成25年11月30日

編集:発行人 須坂市議会議員(新自由クラブ)佐 藤 寿三郎
須坂市墨坂南1丁目(境沢町)