月報ことぶき (議員活動詳報) を飾った俳句集 
No.293
あれもこれ 夢を描きし 六期かな     梅柿


24年間に亘る議員活動報告は、今 293 号を最終版とし終了させて戴きます
今日までご支援・ご鞭撻賜りました皆さまには、心より御礼を申し上げます

No.292 おったまげ −27 度やで 菅平       梅柿
No.291 1四方の山 白銀被って 春を待つ      梅柿
No.290 早師走 白雪眩し 飛騨の山         梅柿
No.289 干し柿や 陽射しと寒さ 糧にして       梅柿
No.288 朝顔や 冷え込み耐えて 花咲かせす    梅柿
No.287 雷も 梅雨か秋雨か 匙を投げ        梅柿
No.286 わぁ西瓜 夏は一番 幼き日         梅柿
No.285 5短か梅雨 あれもこれもと 水不足     梅柿
No.284 梅雨近し 蛙忙(せわ)しや ケロケロケ  梅柿
No.283 コロナ禍も けなげに咲くや 桜花     梅柿
No.282 彼岸なる 墓に額ずき 詫びる我      梅柿
No.281 雪溶けて 大地が見えたと すずめ舞う    梅柿
No.280 おらが里 あまりの寒さや 首すくみ    梅柿
No.279 忙(せわ)しさや コロナ大雪 大晦日   梅柿
No.278 初雪に えさかくされて チュンせがむ   梅柿
No.277 夜は寒し 負けんと鳴くや 秋の虫     梅柿
No.276 晩秋や つるべ落としと にらめっこ    梅柿
No.275 みんみんも 余りの暑さ 鳴きわすれ    梅柿
No.274 晴天や 一雨欲しき うま西瓜       梅柿 
No.273 ゴロゴロと 日毎降る雨 節度なし     梅柿
No.272 コロナ禍も 変わらぬものぞ 青き空    梅柿
No.271 わが里は さくら満開 峰に雪       梅柿
No.270 コロナ禍も めげず咲くかや 梅の花   梅柿
No.269 恵方巻 ほうばる童に えびす顔   梅柿
No.268 雪明り 疑うらくは 月光かや     梅柿
No.267 雀の子 雪で餌消え 腹ペコだ    梅柿
No.266 八町山 はや雪化粧 急かされて  梅柿
No.265 柿かじる 一年ぶりも 味たしか   梅柿
No.264 陋屋(ろうおく)を こうろぎ占拠 我起こし   梅柿
No.263 新盆や なぜか忙せわしく 切なきや   梅柿
No.262 桑の実を 泳ぎの帰り 友と食べ     梅柿
No.261
入梅に コロナや失せろ 人恋し     梅柿
No.260 五月晴れ こころは曇る コロナかな   梅柿
No.259 満開の 宴許さん コロナめが 梅柿   梅柿
No.258 梅が咲き 桜だよりに 霙(みぞれ)かな   梅柿
No.257 節分に 鬼もたまげた 雨がふり   梅柿
No.256 元旦も 雪はいずこか 里や雨   梅柿
No.255 弟よ 土に還るか 冬の朝      梅柿
No.254 おらが里 雪をかぶって 四方の峰   梅柿
No.253 千曲川 りんごや稲穂に 泥を塗り     梅柿
No.252 秋盛り 冷え込みなんのと 虫の声      梅柿
No.251 こおろぎに 縁側盗られて 眠り覚め     梅柿
No.250 梅雨明けど 雲が居座る おらが里    梅柿
No.249 郭公の カコカコカコは 五月蠅いぞ    梅柿
No.248 五月晴れ 灼熱地獄で 熱中症       梅柿
No.247 さくら咲く うかれつかのま 花吹雪     梅柿
No.246 信濃では 桜早いと 雪が舞い        梅柿 
No.245 臥竜梅 蕾は硬し 時季を待て        梅柿
No.244 恙なく 寿ぐ願いや 初詣          梅柿
No.243 一晩で 布団かぶって 四阿山       梅柿
No.242 わっしょわっしょい 子ども神輿の お通りだ     梅柿
No.241 柿 朱色(じゅく)す 猿も手を出す うまさかな    梅柿
No.240 障子越し 虫の音肴に 盃かさぬ    梅柿
No.239 雨風(あまかぜ)や 季語を疑ごう 暴れぶり    梅柿
No.238 台風が 何と西へと 逆走ぞ     梅柿
No.237 空梅雨や 愛しきばらも 水恋し   梅柿
No.236 青嵐 飯綱山や 涼やかき      梅柿
No.235 桜餅 遠き遠きの 母偲び      梅柿
No.234 卒業式 新葉くりだす すざかじゅう      梅柿
No.233 本白根 三千年の 眠り覚め  梅柿
No.232 本白根 三千年の 雪とかし  梅柿
No.231 忙(せわ)しなく 大(おお)寒ぶ小(こ)寒ぶで 師走ゆく   梅柿
No.230 八町山に 三度降ったや 里は雪     梅柿
No.229 寒くとも なんの負けんと 秋の虫     梅柿
No.228 時は今 おらが天下と 虫の声      梅柿
No.227
ミンミンも 雨天続きで 元気なき      梅柿
No.226 戻り梅雨 暴れくさって ならず者     梅柿
No.225 空梅雨で のたりお出まし 牛蛙      梅柿
No.224 ふるさとの 山や若葉に ころもがえ    梅柿
No.223 花盛り 醒めて悲しき 花筏        梅柿
No.222 梅咲けど 上下激しき 温度計      梅柿
No.221 只管に 凍てつく里は 東風をまつ    梅柿
No.220 ドカ雪に 足を奪われ だるまかな    梅柿
No.219 師走尻 あれもこれもと 欲張るも    梅柿
No.218 霜月に 雪降りたりて おそろしや    梅柿
No.217 秋なのに 暑さ寒さの しのぎあい    梅柿
No.216 はにかんで 雲に隠れる 中秋(おつき)さん   梅柿
No.215 まいったな 今夜も起こされ 虫の声    梅柿
No.214 おらが里 カッタカタ踊って 夏を呼ぶ    梅柿
No.213 3あさがおの 初咲きめでし 歳かぞえ    梅柿
No.212 瑞穂なる 川面滔滔 野面肥え   梅柿   北秋田市を訪ねた折に詠む
No.211 魅せられし ひとひとひとの 花見かな    梅柿
No.210 学舎に こだまかえすや 別れ歌        梅柿
No.209 湯たんぽを 足でかき寄せ 寒き朝       梅柿
No.208 スキーバス 入山峠 涙落つ          梅柿(ばいし)
No.207 愛おしい 姪やめされて 口惜しき       寿茶
No.206 愛おしい 姪やめされて 口惜しき       寿茶
No.205 時疾し 山は錦に 衣替え            壽茶
No.204 往く秋や 日毎消えゆく 虫の音       壽茶
No.203 こうろぎや 暑さ峠の 時つげし       壽茶
No.202 この暑さ 乗り切る術は うなぎかな     壽茶
No.201 おらが春 善光寺さんと 浅間山       壽茶
No.200 行く春や ここが名代の 郡上かや     壽茶
No.199 梅遅れ 桜早しの 花だより         壽茶
No.198 なんとなく わずかばかりの 春気配    壽茶
No.197 選挙明け 握手握手で 手がはれて    壽茶
No.196 我が選挙 貫き棒の 如きもの       壽茶
No.195 雪かくす 餌がないよと 雀なき      壽茶
No.194 生と焼 福井の味覚や 鯖づくし      壽茶
No.193 待ちにまつ 色づくころや 柿だより    壽茶
No.192 ぎらぎらと なんとまぶしき 陽射かな   壽茶
No.191 往く夏を 告げんと夜半の 虫の声     壽茶
No.190 ヒヨドリや モズにまけるな 雀の子     壽茶
No.189 ころころと 桶に投げいれ 梅が啼く     壽茶
No.188 森の上 どっちも負けるな 運動会     壽茶
No.187 風さやか 桜吹雪や おらが里       壽茶
No.186 湯たんぽを 足でかき寄せ 朝寒し      壽茶
No.185 大雪に 足を奪われ 達磨かな       壽茶
No.184 空蒼く 凍てつく白さ 四方の山       壽茶
No.183 はるなつや あれよあれよの 師走かな  壽茶
No.182 秋ふかし 湯っ蔵んどで 暖をとり      壽茶
No.181 往く秋ぞ 虫の音絶えて 柿朱(あ)かく   壽茶
No.180 信州の 朝冷え耐える 虫の声        壽茶
No.179 汗っかき なにはともあれ 西瓜かな     壽茶
No.178 扇風機 ブンブンうなる 昼下がり       壽茶
No.177 すずめの子 よくまあほどに あそびこけ   壽茶
No.176 水仙が ふるさと恋しと 城ヶ島        壽茶
No.175 伊那谷や おたぐり食らう 花の宵      壽茶
No.174 どどっと どどどどっと 春が来た       寿茶
No.173 豆まきも とうに過ぎたが 春や来ず     寿茶
No.172 信濃では 厳寒大寒 細雪           壽茶
No.171 師走入る あれよあれまの 大晦日      壽茶
No.170 寒空に 追い討ち痛し 不況風         壽茶
No.169 柿かじる 去年(こぞ)の味をぞ 偲びつつ   壽茶
No.168 みすずかる 信濃の空の 蒼さかな      壽茶
No.167 茶扇風機 明け方無用に なりにけり     壽茶 
No.166 こう暑きゃ たらりたらりと オレもガマ(カエル)  壽茶
No.165 カッコカッコと 忙(せわ)し過ぎねか 郭公め  壽茶
No.164 よしきりや くれぐれ空き巣 ご用心ぞ   壽茶
No.163 ワンダフル 百花繚乱 おらが里      壽茶
No.162 はてもはて 寒さつのりし 弥生かな    壽茶
No.161 掌(てのひら)に 舞い降りたるや 一片(ひとひら)の 淡くきえゆく  きみがおもかげ
No.160 天と地の 見境できん 銀世界      壽茶
No.159 儚さや 朝(あした)に語り 夕べ亡き   壽茶
No.158 干し柿の 日毎縮みて 往く秋ぞ     壽茶
No.157 旅にでて 須坂の水は うまきかな    壽茶
No.156 虫の音の 賑(にぎ)やか失せて 秋寂(さび)し   壽茶
No.155 鈴虫に 夜半起こされ 舟をこぐ     壽茶
No.154 近頃は 雨雨雨の 雨ばかり       壽茶
No.153 カッコウや 朝だ朝だと 未だ早い    壽茶 
No.152 雛孵(ひなかえ)る 地震津波にゃ 負けんとね    壽茶
No.151 けなげなり 震災廃墟に 桜咲き            燕雀
No.150 傷ましや 津波非情に なめつくし           壽茶
No.149 選挙終え 風呂で口出る 小謡や           壽茶
No.148 箱根坂 東洋押さえて 早稲田抜き          壽茶
No.147 柚子湯入り かぼちゃ食らいて 師走かな   壽茶
No.146 吊るし柿 鍋焼きうどんと 蒼き空        壽茶
No.145 こおろぎも これじゃたまらん 寒さかな     壽茶 
No.144 こおろぎの 冴える音色や 秋深し       壽茶
No.143 麦茶をば ごくごくごくと ごくごっくん     壽茶
No.142 炎天下 雲や日傘で 息をつき         壽茶
No.141 郭公の 鳴き声悲し 友逝かん          壽茶
No.140 郭公(かっこう)の 鳴き声高き 時はいま   壽茶
No.139 あんれまぁ 桜がなんと 雪化粧        寿茶
No.138 主を震わしたる者身危うく 巧天下を蓋う者賞されず  (史記より) 
No.137 千尋の谷にもまさる深き恩 人はなじるも我は忘るぬ    北行
No.136 寒空(さむぞら)や やけに明るき 火星かな  壽茶
No.135 ハッチ逝く ハッチ名残の 須坂かな       壽茶
No.134 嗚呼ハッチ 天に召された 寒さかな       壽茶
No.133 柿くらう ごまのあまさや 秋深し          壽茶
No.132 朱実(かき)熟せ 抜ける青空 おらが里     壽茶
No.131 鈴虫の 鳴き声冴えて 夏去りぬ         壽茶      
No.129 老人クラブ 招(ま)ねかれ浮かぶ 母の顔   壽茶
No.128 五月雨の 雨足映える 桜田濠          壽茶
No.127 どこまでも 蒼天澄んで 五月晴れ       壽茶
No.126 梅咲くも 桜寒さに かたつぼみ         壽茶
No.125 時はいま 議会改革 花開き           壽茶
No.124 信濃では 大寒(おおさむ)小寒(こさむ)で 春を待ち  壽茶
No.123 正月に 間に合ったかと 雪だより     壽茶
No.122 干し柿や 日向ぼっこの 里の秋     壽茶
No.121 富良野なる 大地トラ刈り 行く秋ぞ   壽茶
No.120 西瓜食べ 団扇ぱたぱた 遠き夏     壽茶
No.119 ゲリラ雨 野面冷やして 遠き夏      壽茶
No.118 朝顔や 色鮮やかに 清(すが)き朝    壽茶 
No.117 すずめのこ 餌食なるなや はらはらり  壽茶
No.116 カァカァに 巣立ち襲われ 雀なき  壽茶
No.115 寒(さむ)暑い 春の陽気の ややこしや   壽茶 
No.114  いよいよの 希(のぞみ)開けや 門出かな   壽茶
No.113 いつになく 寒く寒いぞ おらが里      壽茶
No.112 寒雪や 干柿かじり こたつかな      壽茶
No.111 色失せて 失せて旨いや 蜂屋柿      壽茶
No.110 首すくむ ほどの寒さや こたつかな    壽茶
No.109  秋空や まけんと蒼(あお)き ヘブンかな    壽茶
No.108 こおろぎの 賑わい去りて 秋ふかし    壽茶 
No.107 鈴虫や 今が盛りの 残暑かな      壽茶 
No.106 もどかしや あいさ長きの 花火かな    壽茶
No.105  紫陽花の 色も冴えてや 雨滔々    壽茶
No.104 梅雨前に 雷鳴りて 面くらい       壽茶
No.103 時は今 さくらさくらの もて囃子     壽茶
No.102 雨模様 雪になれない 雨が降り    壽茶
No.101 春またず  天に召されて なごりゆき     壽茶
No.100  --・・--・・--
No.99 山寺の 日暮れ早きや 師走かな    壽茶
No.98 吐く息や 吹き出し如く 見ゆる朝     壽茶
No.97 冷え込みに 雀ねぐらで 朝日待ち   壽茶
No.96 うたた寝や 寒さつのりて 儘ならず      壽茶
No.95 まだかまだ 葉っぱがせがむ 打ち水や   壽茶
No.94 土手芝も 千曲あばれて ぬれねずみ    壽茶
No.93 紫陽花や 葉っぱいきいき 梅雨盛り    壽茶
No.92 うど・こごみ 山菜食らう おらが春      寿茶
No.91 まぁ来(き)なせぃ みごとみごとの 臥竜桜(さくら)かな  壽茶
No.90 春近し 休み多きの ストーブや       壽茶
No.89 干柿や 遠い昔を 重ね喰う          壽茶
No.88  雪降れば はしゃいだ日々や 遠くなり      壽茶
No.87 正月や 数え数えた 幼き日          壽茶
No.86 柿かじる 暦薄きや 師走知り         壽茶
No.85 朱(いろ)づけば 寒さつのりて 柿うまし    壽茶
No.84 侘びしきや 夜毎かすれし 虫の音に    壽茶
No.83 盆も終え 秋が近いと 虫の声       壽茶
No.82 汗噴いて 喉で食べるや ところてん    壽茶
No.81 空梅雨や 人も草木も 雨乞いぞ    壽茶(zyuccha)
No.80  戸隠や 女房に連れられ 水芭蕉     壽茶
No.79 春に酔い 桜に酔いて とき忘る      壽茶
No.78  おらが里 季節はずれの 雪が降り    壽茶
No.77 雪融けて 胸なでおろして 雀舞う     壽茶
No.76  雪と雲 境わからん ほどに降り      壽茶
No.75  人の運命は 砂丘の風紋の如し 小夜嵐に翻弄され所詮定めなし 人の命亦同じ
No.74 紅(あか)をませ 地震に負けるな 山の秋    壽茶
No.73 どろんこも 紅(あか)鮮やかに りんごかな  壽茶
No.72 たまげたなぁ 人がこんなに 須坂にも    壽茶
No.71 鈴虫や 音色にはたと 秋を知り        壽茶
No.70 あでやかに 夜空焦がして 花火かな      壽茶
No.69 梅雨どきに 台風来たり 首かしげ       壽茶 
No.68 湧く雲に 思い託して 任協ぞ          壽茶
No.67 ばか陽気 浮かれて咲いて 霜おそい     壽茶
No.66 おらが里 冬と春とが 一座敷          壽茶
No.65 雪降らん 餌が見えんと 雀なき    壽茶(zyuccha)
No.64 寒雪や 冷たく痛し 腕を組み    壽茶
No.63 人の世は 一夜あけるに 元旦と 勝手なりきや 奢りなりしや  北行( hokugyou ) 
No.62  --・・--・・--
No.61 自立だぞ 夜間瀬の川面 心意気  壽茶
No.60 三崎にて まぐろ肴に 富士を呑む        壽茶
No.59 わけありと 遅れて参じた 猛暑かな       壽茶
No.58 夏来ぬば 出番がないと せがむ蝉       壽茶
No.57 梅雨重し 夏をわすれて お天道(てんとう)さん    壽茶
No.56 梅雨空の 雲に向かって 息を吹き       壽茶
No.55 五月雨や 志士の走った 路地静か       壽茶
No.5 かざそうか 桜を髪に 乙女なる          壽茶
No.53 信濃では 春寒料峭 首竦(すく)み        壽茶
No.52 大寒や  ままよならなき  ひとごころ      壽茶
No.51 安寧を 初日に願う 事始め              壽茶
No.50 年の瀬や 木枯らし寒き 月さえて          壽茶
No.49 静けさや 議員報告 意気高し           壽茶
No.48 雲間より そっとのぞいて 根子白し         壽茶
No.47 佐渡恋し 逢いたかったと 肩で泣き        壽茶
No.46 長(おさ)凍結 諌め通じて 宙(そら)蒼し     壽茶
No.45 こうろぎは  なつがこいしと  なくとかや       壽茶(じゅっちゃ)
No.44 おくりぼん  またらいねんも  たっしゃでこ     壽茶(zyuccha)
No.43 おのこらが 汗と泥とで 甲子園          壽茶(じゅっちゃ)
No.42 みすずかる 信濃の国の 政(まつりごと) 議員浅間(山)で 知事ゃ千曲(川)かや
No.41 達者でか 恩師のたより 頭(こうべ)垂る     壽茶
No.40 初鰹 背中丸めの 寒さかな            壽茶(じゅっちゃ)
No.39 はる気まま 十日早きの 酒宴かな       壽茶
No.38 はるうらら さくらやらせの はなふぶき     壽茶
No.37 はなさかば うとうとうとの だみんかな     壽茶
No.36 力むほど いと哀れなる JBC 大風呂敷も ほころびにけり  北行(hokugyou
No.35 大雪や ぜんこじ(善光寺)さんも 雪地蔵     壽茶
No.34 年越しと そばを食べたが はや師走        壽茶
No.33 柿かじる ごまの甘さに 母偲び           壽茶
No.32 寒痒し しまい忘れて 扇風機             壽茶 
No.31 舟ゆらら 墨田の川面 夏盛り             壽茶
No.30 スチョンドン バァバァリとひらく 蛇ノ目傘     壽茶
No.29 夕立に 揃いの浴衣も 雨やどり          壽茶
No.28 ときわする 眺めほうけて つつじやま       壽茶
No.27 山うどの 苦味食らいて 皐月かな         壽茶
No.26 祝わんと 入学式に 忘れ雪  さび!       壽茶
No.25 須坂(国)思う 思う心を 比うべば 四阿の峰の 雪にまさるも
No.24 温暖化 知りませんなと 雪五尺           壽茶
No.23 大雪に 腹すかしての 雀かな            壽茶
No.22 何がせく あれもこれもの 師走かな        壽茶
No.21 秋盛り 信濃の国の 痴れ者や 色付き待てず 手折りし名枝
No.20 赤とんぼ 舞うや大空 蒼眩し            壽茶
No.19 こおろぎに 耳すましてか 夜の秋         壽茶
No.18 空耳か 母の声する 新盆ぞ             壽茶
No.17 月えがく そろいの浴衣が 満月か        壽茶 
No.16 南洲の こころはるかや こぬかあめ       壽茶
No.15 愛でる間の ゆめ一夜かな 花吹雪        壽茶
No.14 すずめのこ せったせわねの ピイチクパ    壽茶 
No.13 百々川の 遷す川面に 雲一重          壽茶
No.12  --・・--・・--
No.11 初春や 陽さしまぶしき こと始め         壽茶
No.10 おもままに 行かぬ流れや 千曲川        壽茶
No.09  るすのまに 辺り一面 雪化粧           壽茶
No.08  秋晴れや 老いも若きも とびっくら        壽茶
No.07  虫の音の 雨に負けじと 秋盛り          壽茶
No.05 盂蘭盆や 人気(ひとけ)多きの 夕餉かな    壽茶