謗る者は汝の謗るに任せん




 委員会等で発言をすると、全く法律的思考のできない議員からは、「亦弁舌を振るっている。喋りたくてしょうがねんだから、喋らしておけ!」と陰口を吐くとか・・・
 市民のための市議会、議員である自覚が微塵にも感じられないから、敢えて「異議有り」発言しているのに何と思っているのだ!

 1期、2期の過ごし方が3期につながる。議員は俄かに法律的思考はできるものではない。これは実は、、「喋りたくてしょうがねんだから、喋らしておけ!」と無礼な発言をする本人自身が、力量がないことを一番知っていると思う発言でしかない。
 
 議会は知識のひけらしの場ではない。議員と言う選挙を経た代弁者が、須坂市の意思を決する場である自覚がない。発言者の発言した内容が理解できなかったら、家に帰ってから法律用語辞典なり経済用語辞典を捲る努力をしてもらいたい。憲法読本なり逐条解説書を読まれることをお勧めする。あるいは発言者に質問することが大切な行為である。聞くは一時の恥の例えもある。

 やる気のない議員の等閑な議員活動のツケは、廻りまわって市民が被害を被ることを知るべきであろう。市民もそのことに気がつかなくてはなるまいものを、市民はなぜかちやほやし過ぎる。

 議員は期を重ねると同時に、大概の議員は色褪せていく。議員を名誉職と不心得することにその原因があろう。一般質問を怠り、委員会活動を等閑としては、どんなに駿馬でも駄馬になってしまうだろう。猫がネズミを捕ることを忘れ、番犬が侵入者に尾を振り、のどが自慢のカナリヤが歌を忘れるに等しい行為を続ければ、議員は始末の終えない輩に化してしまう。

 議員は政治信条がメッキであってはならない。たかが市議会議員であるが、されど市議会議員の使命を何とする。佐久間像山も言っているではないか。「謗る者は汝の謗るに任せ、嗤う者は汝の嗤うに任せん。天公本 我を知る 他人の知るをもとめず」と・・・・

 項羽も嘆いた「虞や虞や汝は如何せん!」と・・・


■2008/10/08 (水)