近頃は 雨雨雨の 雨ばかり 壽茶


佐藤壽三郎の議員活動報告詳報

ことぶき月報(No.154) 2011年7月号


終世書生気質:千曲のかなた をご覧下さい。

【須坂市議会9月定例会にむけて 】
1.
【私の議会内議員活動】

 7月21日、市議会4会派(新自由クラブ、無所属クラブ、須坂市民クラブ、共産党市議団の各代表と4会派代表、幹事長、会計の計6議員)は、市長と面談し以下の申入書2件を提出し市長の姿勢を正しました。

1) 市議会議員の正当な議員活動を阻害しないよう求める申入れ
                申入書の全文はこちら 

2) 議会対応に関する申入れ。
                申入書の全文はこちら 

3)今後の4会派と市長とのスタンスについて。
 4会派と市長とのスタンスは「是々非々」の姿勢で常に臨んで来ました。今後も基本姿勢は崩しません。然しながら、副市長が予算決算特別委員会開会前に、予算決算特別委員長に審査の動向を窺うための面会を求める行為などは議会干渉も甚だしく、二元代表制を全く理解していない手法であり、真意を疑いたくなります。このような行過ぎた行為はゆるされません。真摯な猛省を求めます。
 地方議会の健全性を保つために、差し出した2件の申入れの忠告を無視した場合は、我々にも栄えある須坂市議会の伝統を守り、市民から負託された議員としての使命をまっとうするために、第2弾も考えている。



2.
【佐藤壽三郎の議会外議員活動】


(1) 陳情・請願の取次状況
@ 米持町住民からの通学路の歩道整備についての陳情について。
須坂市担当課と協議。市、米持区長と小職の三者協議の結果、8月20日までに歩道ペイントで塗色整備をすることで合意しました。


米持町の市道の暗渠部分にペイントされる

A 明徳町住民から、八町の肥料工場からの悪臭を何とかされたい陳情について、須坂市担当課と協議。県、須坂市、地元区の中に明徳町と村石町を新たに加えて、肥料工場と悪臭解決に向けた話し合いを設ける場をつくることを提唱。

B 境沢町区長から、市が保有する町内の農業用水路の配置関係と施工図を閲覧したい申し出の件について、市担当課に閲覧要請を再確認した。

C 住み良い須坂を考える会代表・松沢久夫氏より、「最終処分場建設反対の会の皆さんが、仁礼町旧土取場に予定されている「最終処分場」建設を、住民は建設反対である署名活動を行い、本日、市長に署名を手渡しました。この住民の意志を佐藤議員はどうか見殺しにしないで下さい。」との陳情を受ける。


(2) 陳情等に基づく現地調査
@ 米持町の市道をくまなく調査し陳情書を作成しました。

3.
【佐藤壽三郎の委員会報告】

 八町地域の住民が抱える悪臭問題を取り上げました!


クリーンユーキ須坂工場を委員会で視察

 小職は、6月定例会福祉環境委員会(6月28日)の生活環境課に関する調査研究において、「悪臭被害で困っている高甫地域の公害問題を取り上げました。当日の議事録素稿が漸く手元に示されましたので、ここに質疑の要約をお示しします。(カッコ内は小職が補足いたしました。)

 佐藤議員質問
クリーンユーキ鰍ニの間に、新たに「公害防止協定」を結んだとあるが、旧公害防止協定との違いは何か?
 課長補佐答弁
臭気指数13 を規制の目安として明記したところです。
 佐藤議員質問
臭気指数13、これに違反したときはどうなるのか?
 課長補佐答弁
協定書では、違反した場合の罰則規定はないし、どのような体制で臨むか等の具体的な文言は書いてありません。
 佐藤議員質問
新たに「公害防止協定」を結ぶに際し、立会人として須坂市が介入する以上、このような中途半端な協定書に、須坂市長が判子を押すことは疑義があるのでは?
 生活環境課長
基準を遵守できない期間は、操業を停止してその改善に努めるというきちっとやってあった方が明確であったと思うが、協定では苦情があったときは、それに対する改善を講じるという内容である。
 佐藤議員質問
地元の町区が企業間とで「公害防止協定」を結ぶ、法律に疎い町区が協定を結ぶこと自体極めて危険性がある。本来は昭和62年当時、旧公害防止協定に関して須坂市が参入(介入)すべきであったと思う。況や新公害防止協定で何ら救済事項がないとすれば、須坂市は住民のために積極的に介入して、悪臭の解消に努めるべきでないか?
 生活環境課長答弁
地域全体の方が困っていることであるので、早急に解決できるように努めていきたい。
 佐藤議員質問
具体的な解決方法を示されたい。
 生活環境課長答弁
一に規制の掛ける地域にする。二に地元と一緒になってできる改善を直ぐにやってもらう。更に許可権者である長野県に、指導等を強く実行してもらうことだと思う。
 佐藤議員質問
問題になっている企業のある地籍は、須坂市都市計画(区域区分)では、市街化区域でもなく、市街化調整区域にも該当しない、言わば未線引区域と判断するが如何か?
 課長補佐
仰せのとおりです。今度、このこの区域を規制区域に加えるべく、県に原案を具申して協議を進めている。
 佐藤議員質問
後追いの規制は果たしてクリーンユーキに遡及して効力が及ぶかの課題もあると思うが、新たに進出して来る企業等には効果があると思います。先ほどの課長答弁で3点言われたことを是非推進して欲しい。(現地視察での関係者の説明では)肥料を製造する原材料である持ち込まれた汚泥の水分を攪拌することによって、水分が水蒸気(80℃)になって飛んでいる。これが悪臭の元凶であることを、誰しもが認めている。悪臭を高炉を設けて燃やす、或いは活性炭を処理する等、企業が脱臭解消に向けてもっと明確に、積極的に企業の社会責任として取組んでもらうことが必要と感じる。地域住民の人々がこの悪臭を起因として何らかの健康が害するような公害病を罹病されやしないか懸念される。地域住民と企業の共存共栄を保つためにも、強力な指導が必要と思うが如何か?
 生活環境課長
廃棄物の処理の抑制に関する法律で、県の職員との併任を掛けられ ています。県と一緒に(工場に)入って指導することは可能です。
 
 市民共創部長:
(いままでも)その場で口頭での指導は県もしております。県において も文書で通告等を出していただくような方向に働き掛けを(市として)している。


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最新タイトル:北信地域のうなぎの食べ歩き
    


4. 【北信濃鏡】
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平成23年7月30日
編集:発行人 須坂市議会議員(新自由クラブ)佐 藤 寿三郎
須坂市墨坂南1丁目(境沢町)