朝のひと時が身上


 何時の頃からであろうか、陽気が良くなり朝起きるのが苦にならなくなると、朝型とも宵張りともつかない生活になる。早いときで午前4時ごろには書斎にいる。朝日が真東から昇るのであろうか、とんでもない方向から書斎に陽が射す。まずPCを起動させ、次いで一首の短歌を読む。早い話が百人一首を一首読んで目を覚ますのである。そして朝茶を一服。その後は、7時ごまで好き勝手に時を過ごす。

 ラジオ体操はしないで、曲として聞いているのがいけない! 判りつつも机に向かっている横着さが、なかなか痩せない原因かも・・・

 書斎から根子岳の峯を見ながら今日一日の天候を思案し、己の予定を確認するのが大切な日課である。えーと今日の予定はと、今日は白紙であるが、一日の終わり頃には、帳面が真っ黒になる程書き込まれるのが議員の毎日である。

 朝のこのひと時は、誰にも邪魔されない大切な時間と言える。許された最高の男の時間であり、贅沢なものである。眠くなると一時ほど横になる。合算しての睡眠時間でことは足りる。

2003/05/07 (水)