君は 許せるか!


 最近、これが人の為せる行為かと思える非道な犯行がある。例えば、無宿人が駐車場で仮眠をしていたら、赤ん坊の泣き声がしてうるさかったから、4キロ離れた海に連れてゆき、断崖からごみを投げるが如く,生きている赤子を海に投棄し、これによって死に至らしめた事案などはこれにあたる。この男が犯行後に、元の駐車場に戻って仮眠していた事実が若しあったなら、これは犬畜生にも悖る行為である。

 この類の輩(やから)には、ハムラビ法典を適用すべきではあるまいか。刑の執行は、この犯罪者を断崖の上から海に投げ飛ばすこととすれば良い。人を犬か猫のように取り扱うものには、それと相応した待遇で罰に臨む。個人尊重主義の前提として、これからは個別的、相対的個人尊重主義を敷くべきである。

 行いがよければ、情状酌量されることを明確にしなければ、非人道主義者にも手厚い人権擁護を与えることは問題であろう。夕方、主婦が生きたまま自動車のなかで焼き殺された事件が映像に流れた。凶悪犯罪が激増していることを憂慮すべきである。
 
「てめたちゃ 人間じゃねえ!たたっ斬てやる!」萬屋錦之助の台詞も分かるご時世である。

2003/04/16 (水)