なぜ地方分権の選択がされたのかの原点に戻ろう


                         市議会議員 佐 藤 壽三郎
 

 民主主義で最も大切なことは何か?

 民主主義で最も大切なことは、如何なる職名が与えられようと、選挙によって選らばれた人が最も重要な役に就くことであります。市長然り議員亦然り。

 須坂市の施策は市長がこれを執行するが、須坂市の意思を決定するのは、市長ではなく市議会である。二元代表制は何のために布かれたものであるかを理解するとき、自ずから答えが出ようと言うものです。

 選挙を経ることなく三権を司ることは何人も許されない。国民(市民)の負託依って付せられた職名であることを自覚した、主権が誰に在るかを十分に意識した社会でなくてはならない。市民は而して然るに主権あるに驕れることなく市民の義務を全うすべきを怠ってはならない。



平成21年9月19日記す。