須坂のためのみならず須高のために



 12月定例会の議事日程等を決する議会運営委員会が開かれた。今議会の目玉は、県立須坂病院産科医師の確保のための施策のための補正予算であろうか。

 須高市町村の産科再開のための気鋭は明らかに他の市町村を凌駕したことは事実である。この危機感を共有しての医師の招聘の熱き思いが、難題を解決したと言える。須高の結束の成果として評価すべきである。

 「してやったり!」とすれば、その裏側は「してやられた!」と映る。住民の生活の安全・安心を願う政治とすれば、功名心にとり付かれた「してやる」の気持ちではなく、「万民のために」行政と議会が協働することが肝心であろう。

 首長仕切いる行政と議会はときに対峙しときに協調する。これこそが市民のための政治にほかならないと感じる。




2008/11/25 (火)