智恵のすばらしさを知らされる

 昨日は、市立墨坂中学校の卒業式で、そして今日は市立森上小学校の卒業式でした。須坂には中学校が4校、小学校が11校あるために、市長さんや教育委員会は手分けをして式に臨みます。議員はわが子の通学区の学校に参じます。

 私は、地域市議会議員として、小学校の入学式や卒業式に呼ばれることを大変楽しみにしています。なぜならば、小学校は6年間という長さがあるために、この6年間で人間が人間として智恵を得てゆく有様が如意に顕れることが大変すばらしく感じます。たけぞうが武蔵に変わってゆくとでも申しましょうか、改めに人間は先天的なものよりも後天的な学ぶという行動を通じて鍛えられることが窺えます。

 今日も昨年4月に入学した1年生がどの位、智恵を修得したかを楽しみに学校に伺いました。居ました居ました私の凡そ50年前のやんちゃ坊主が居ました。1年ぶりの再会ですが、流石にこの1年間で、校歌を諳んじ、6年生を贈る「別れの歌」まで諳んじているではありませんか。これこそ教育の為せる技と感服しました。

 式典が始まり、頭のふら付きは、上級生になるほど少なく、一つの姿勢が保てることも小学校ならではの特長であると思えます。


2003/03/19 (水)